燻製

燻製材の種類と調理の種類とは?

2022年9月19日

キャンプ用品メーカーやホームセンターなどで見かける燻製剤。いろんな種類があってなにを買ったらいいか、わからないですよね。この記事では、代表的な燻煙剤と相性のいい食材などを紹介していきます。

燻製剤って、そもそもなに?

食材に特有の煙気をつけるためのものなんだ。食材は燻製にすることで食材の水分が飛び保存性も高まるんだ。

そんな燻煙剤には、①燻製チップと②スモークウッドの2種類があるんだよ。

燻製チップ

燻製チップは、鍋底や金属製のお皿の上に置いてその下から火などの熱源で煙を出します。短時間で調理できるので香りづけできるので初心者におススメです。

スモークウッド

スモークウッドは、粉にした木を固めて作られており直接火をつけて煙を出していきます。ウッドはスティック状やブロック状になっているので数時間燻製するような、ベーコンやウインナーなどがおすすめです。温燻や冷燻など目的に合った調理方法によっても変わってきます。

調理方法とオススメ食材は?

燻製の温度によって、燻製チップやスモークウッドを使い分けることができます。

熱燻(約80~140℃) > 温燻(約50~79℃) > 冷燻(約15~30℃)

熱燻は、一気に食材を燻すので、10分~1時間と短時間で調理可能です。この場合は、火をかけて煙を出す、チップを使います。短時間のため、香りがつき水分があまり抜けませんので、ジューシーに仕上がります。そのためチキンやお魚、牡蠣などがおすすめです。

完成迄の時間がながくないのでキャンプやBBQのような場面でも、調理工程から食べるまで、みんなで盛り上がれるのではないでしょうか。

温燻は、数時間~1日かけて調理するのでスモークウッドが向いています。長時間燻しているので、水分も半分くらい抜けていきます。ベーコンやソーセージ、ハムなどがおすすめです。ソロキャンプやおうち時間で燻製をしてみてもいいかもしれませんね。

冷燻は、長時間低温で燻していき、外気温との兼ね合いを考えた温度管理が必要なため、上級者向けの燻製方法になります。 気温が25℃を超えると燻製器内の温度も上がるため作れませんので基本的に冬に作ったり冷蔵庫を利用して作っていきます。長時間かけて燻すためほとんど水分がなくなってきますのでかなりドライに仕上がります。スモークサーモンや刺身、ドライソーセージ、生ハムなどが適しています。

初心者は、まずスモークチップでチーズやたこなどで温燻で調理してみるのもおすすめです。

楽しく作って、おいしく食べよう!

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